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Words

50.   未来    2003.4.20

ヘッドフォンから流れる音に救われて
この人ごみの中でも夢を見られる
目を閉じると 無意識に過去に散歩して
この場所で君と出逢う僕を見つけた

なんの疑いもなく なんの保障もなく
獣のように身体を求め合い
乱れるままに 朝が来るのを忘れた

君の中に入りたい ずっとずっと
その唇を感じていたい
君の中を知りたい もっともっと
その心に焼き付けたい

確かな未来なんてないから
いま一つになろう

確かな未来なんかないから
今ここにいる自分を信じよう

49.   さくら    2003.4.15

さくら さくら ゆら ゆら 揺れて
誰を想っているの?

さくら さくら しと しと 濡れて
誰を待っているの?

答えは風の中 まだ誰も知らない
一年に一度あなたに恋をする

振り向かないで 振り向かないで
そっと舞い降りるから

立ち止まって 立ち止まって
優しくキスをするから

さくら さくら ゆら ゆら 揺れて
あなたを描いている

さくら さくら しと しと 濡れて
あなたを待っている

48.   逢いたい    2003.2.7

この広い世界の中で
いったい何人とすれ違ったのだろう
いま私はここに存在していますか?

道は初めから決まってなんかいない
一瞬で気持ちが変われば
一瞬で行き先も変わるから
だから今を信じたい

もっと上手に名前を呼んで
もっと上手に笑って
もっと上手に口付をして
もっと上手に抱き合おうよ

ずっとずっと眠るまで繋いでいて
心と身体と唇と舌の温度が冷めるまで

ずっとずっと眠るまで繋いでいて
夢の世界でもあなたに逢いたいから

47.   慣れないで    2002.9.22

どうして人は慣れてしまうのだろう
小さな幸せが当たり前にならないように
どうか叱ってください

明日が来ないなんて誰も思わずに
いつか永遠の眠りにつくことを知っていながら
いつも後回しにするのね

君の言う一言が 私の人生を変えていく
君の言う一言が 私の命の寿命を変える

今此処にいるっていう幸せが
明日はもう幸せじゃないかもしれないね

思い切り泣いた後は
すべて忘れて眠りにつきたい
二度と覚めることのない眠りに・・・

46.   花    2002.8.25

花は泣かない
いつも精一杯に生きている
本当は見えないところで泣いているのかな

花の一生は儚いね
雨の日も風の日も逃げることも出来ずに
其処に咲いて生きるしかない

もし花と会話が出来るなら
悩みを聞いてあげたいな
でもきっと無意識に
自分の悩みを聞いてもらうに違いない

なんて情けないんだろうね

45.  確かめたい    2002.8.25

なぜこの世界に生まれたのだろう
もし違う世界に生まれてもそう思うのかな

無意識に心臓はドクンドクンと動き
眠っている間も呼吸をする
感情をコントロールできるうちは
私はここにいるでしょう

自分というものを破壊してしまう前に
あなたに確かめて欲しい
今ここにいる私の体と心と唇と舌の温度を

そしたらきっと明日もここにいられるから
あなたの体と心と唇と舌の温度を
今 私に教えて

44.  伝えたい    2002.8.7

どんなに時間が経っても
どんなに出会いを重ねても
必ずいつもどこかで感じてる

どんなに傷ついても
どんなに色褪せても
必ずどこかで憶えてる

君に言えなかったこと
今ならもっと簡単に伝えられるのに
優しさが邪魔をする
プライドや現実が許さない前に
僕は一人の人間なんだ

ただ此処に立ち竦んでいる
一人の人間に過ぎないんだ

だからいま 君に伝えたい

43.  また逢えるかな    2002.7.22

また逢えるかな 夢の中で
あなたのその頬に触れる瞬間
いつも目が覚めるから

また逢えるかな 時の中で
あなたと刻む空間は
いつもジェットコースターのように過ぎてしまうから

また逢えるかな いつもの場所で
あなたと私の決まった席が
いつも空いているから

42.  あなたの心に    2002.7.21

あなたの心に水はないでしょう
だから花は咲かないのよ

あなたの心に太陽さんはいないでしょう
だから朝は来ないのよ

あなたの心にお月さんはいないでしょう
だから空を感じれずにいるのね

あなたの心に音はないでしょう
だから周りの音も 自分の声も聴けずにいるのね

あなたの心に色はないでしょう
だから喜びの色も悲しみの色もわからないのね

あなたの心に空気はないでしょう
だから恋の匂いも危険な匂いもわからないのね

あなたの心に・・・

41.  独り    2002.7.14

優しい雨のシャワーに抱かれても
心までは抱いてくれないね
激しい雨が雑音を奪っても
心までは奪ってはくれないね

独りでいることが寂しいんじゃない
独りで眠ることが寂しいんじゃない

存在を知ってから
心に優しい木漏れ日が射すの
だから月のない夜は
闇が魂を欲しがるから

トントン はやくきて
トントン いますぐに
トントン ・・・

40.  鼓動    2002.7.11

ドクン ドクン
私の鼓動が聴こえますか
ドクン ドクン
いつか止まる日が来るまで聴こえますように

無意識に流れる血に罪は無く
無意識に惹かれる気持ちに色なんて無い
だからもっと我儘に
だからもっと気ままに
傷付けたい
触れたい
舌を絡ませて

ドクン ドクン
私の鼓動が聴こえますか

39.  夢物語    2002.6.27

帰りの電車の中で漂う
君はお酒と一緒に何を呑んだの?
恥じらい?裏切り?それとも自分自身?

歪むその世界には何が映っている?
愛する人の顔?
数時間前の自分?
それとも上司の顔かな

どんな朝が来るのだろうね
それとも朝は来ないのかな

眠っている時間が現実で
今ここにいるのが夢だとしたら
どんな物語を描こうかな・・・

雑音と漂う匂いとアナウンス
君は本当にここに存在しているのかい?

38.  あなたが言う一言で    2002.6.25

これが最後かもしれないなんて
冗談でも言わないで
会話が途切れる瞬間
息が止まりそうになる

あなたが言う一言で
もう明日はこないかもしれないね
あなたが言う一言で
きっと私は何処かへ行ってしまう

あなたが言う一言で・・・

37.  だから今    2002.6.24

さぁ 君を抱いて逃げるんだ
誰も知らない世界へ今
さぁ 君を抱いて消えるんだ
誰も知らない時間の中へ

キスして君に振りまいて
僕の匂いと欲望と未来を
キスして僕に振りまいて
君の涙と微笑みと温もりを

雑踏を見下ろす小鳥には何が見えるだろう
いつか終わりがくることを悟っていても
知らないフリして飛んでいくのかな

誰かがキスをしてようと
誰かが喧嘩をしてようと
誰かが独りでいようと
チュンチュンって鳴くだけ

だから今ここにいる時間を
君の人生に刻みたいんだ
だから今ここにいる僕を
君の中へ捧げたい

36.  存在  2002.3.11

ねぇ聞いて 小鳥を見つけたの
でもね動かないの

ねぇ聞いて 子猫と話をしたの
でもね私の悩みはわからないって

ねぇ聞いて 子供の小さな胸の中に入ったの
でもね 誰もいないの

ねぇ聞いて ここは何処なの?
私は何処に存在してる?

いつか消えてしまう確かな未来に
逆らうことが出来ないのは切ないね

逢えない1秒間が永遠に変わる前に
今あなたに逢いに行きたい

35.  こころ  2002.1.27

触れたがる心に勇気をください

欲望だけに捕らわれ
後悔しない動物ならいい?
理性だけに捕らわれ
後悔する動物ならいい?

傷つくこと全てが後悔に繋がるとしたら
何の為に生きているのかわからなくなる
誰もがもっている心の窓をいつか叩き割る時がきたら
それは自分にとって大切な何かを失うときかもしれない
もしくは大切な何かを手に入れる時かもしれないね

34.  テレパシー  2002.1.16

真夜中に送るテレパシー
誰にも見つからないように さぁ抜け出そう
暗闇が味方してくれるうちに口づけをして
月にすべてを捧げよう

見つけた幸せが
突然殺されてしまわないように
明日が明日でありますように
自分が自分でありますように
わたしの唇の柔らかさも舌の温度も
声も指先も匂いも我が儘もちゃんと憶えてて
わたしがわたしでありますように

あなたとの記憶が全部消えてしまったら
この世界にもう用はないの
一秒先の未来に
あなたを感じていたいから

33.  守りたい  2001.12.25

素直になれないのは
自分が一番よくわかっているくせに
意地っ張りで我が儘で泣いてばかりいる

逢いたい気持ちは
逢いたい気持ちのまま
折れようとはせずに私にお願いをする

探して探して見つけた小さな幸せが
壊れてしまわないように
死んでしまわないように
守りつづけたいから

今この気持ちを冷凍して保存できたらいいのに
忘れたくない 忘れたくない
忘れないよ 忘れられないよ
どんなときも君と同じ気持ちでありますように

心を掴んで離さないで
体を憶えて離さないで
手を繋いで離さないで

32.  心に降る雪  2001.12.22

僕の心に足跡を残したまま君は何処へ
また今年も新しい雪に出会って
僕じゃない誰かの心に足跡を残すのだろうか

不思議だね まだ僕は
君が胸の中で足跡を増やしてる気がしてる
決して溶けることなどなく
白い息と 澄みきった空気と 雪の音
月がそっと笑った
僕たちの未来を知っていたかのように

真っ白なその心に
僕はどれだけ足跡を残せただろうか
どうか教えてください

温い温い その声を
白い白い その肌を
深い深い その心を

僕はまだ愛してる

31.  悲鳴  2001.12.4

憂鬱な空に魂を抜かれそうで
此処が何処なのかわからずにいる

誰も知らない
声帯を震わすその声が
最高の凶器になることを

もう何も言わないで
名前も呼ばないで

悲鳴が鳴り止まないの
誰も来てくれないの
どうすればいい?

泣き疲れても一睡も出来ずに
夜明けと思ったら
冷たい夜の波に呑み込まれそうで 
夜明けと共に身体が蒸発してしまいそう

それでも追ってくる
悲鳴が鳴り止まないの
もうやめて もうやめて
鼓膜を突き破ってくるその声から
今日も逃げられずにいる

どうすれば安らかに眠られる?

30.  君が想う夢  2001.12.2

君の瞳の中で
何か騒めいている
それは警戒?それとも作戦?

君の手のひらで
何か感じとろうとしている
それはテスト?それとも作戦?

無意識に求めてる
声 微笑み 温もりを
血管の中流れる温度と欲求に
逆らうものには甘いキスのシャワーを

君が想う夢 僕が見る夢
何処かで逢える 繋がる
君が見る夢 僕が想う夢
何処かで逢える きっと繋がる

29.  あなたの中で眠らせて  2001.11.29

許さないで 許さないで
あなたを傷つけるかもしれない
許さないで 許さないで
私の魂は何処へでも行きたがるから

もう何も信じたくない
もう何も欲しくない
もう何も望まない

ただただ あなたの中で眠りたいの
何もかも忘れて ゆっくり眠りたいの

雨音が胸に矢を突きつけるから
闇の中でいつも彷徨う
夢なのか現実なのか
過去なのか未来なのか
自分なのか自分じゃないのか

許さないで 許さないで
こんな私を
許さないで 許さないで
もう触れることさえ出来やしないから

ただただ あなたの中で眠りたいの
何もかも忘れてゆっくり眠らせて

28.  もしも空を飛ぶことが出来るなら   2001.11.29

もしも空を飛ぶことが出来るなら
地球の裏側なんてあっという間
地震だってこわくないさ

もしも空を飛ぶことが出来るなら
風さんと手を繋いで
太陽さんに近づき過ぎて火傷しないように
鳥さんと会話が出来たら嬉しいな

もしも空を飛ぶことが出来るなら
飛行機も電車も車もいらないね
みんな空を飛んでそんな風景にも慣れて

でも待って・・・

そしたら今度は空を眺めたい時に
眺められなくなる
ラッシュアワーなんて最低だ
空が塞がってしまうかもしれない

なんだかんだ言って
重力に引っ張られながら生きている方が
イイ夢をたくさん見れるかもしれないね

もしも・・・

27.  あなたとわたし     2001.11.8

あなたが想像すること
わたしが想像すること
どこかでリンクしていたら嬉しいね

あなたが幸せに感じること
わたしが幸せに感じること
同じだったら本当に幸せ

もし男と女を簡単に割り切れる
計算機があったとしたら
この世はこんなに傷つかずに
済んだかもしれないね

でも傷ついて初めて
もっと深い愛を知り
もっと広い心を得る

あなたが愛するもの
わたしも愛せるから

あなたが好きなもの
わたしも好きになれるから

だから言ってね
あなたが選んだ人なら
わたしもきっと好きになれるから

26.  リズム     2001.10.30

唇から伝わる気持ち
いま心で話そう

言葉は邪魔なだけ
言葉は罪なだけ

本当の気持ち
血管を流れる温度と
心臓の音だけが知っている

偽らないで 偽らないで
ドクン ドクン 止まりそう
偽らないで 偽らないで
ドクン ドクン そうゆっくり手をあてて

ほらね聴こえるでしょ?
あなたと私の心臓の音

ほらね聴こえるでしょ?
あなたと私の心臓のリズムが・・・

25.  守るから     2001.10.30

誰にも入れない場所がある
足を踏み入れることさえできない場所がね

触れてはいけない場所
触れられたくない場所

無理には聞かないさ
話せる時がきたらでいい

もし話せる時が来なくても
それで君を嫌いにはならないよ

自分というものをちゃんと持っていて欲しいから
守りたいものを守って欲しいから
そんな君を僕がしっかり守るから

24.  明かり     2001.10.29

明かりは一つでいい
この本が読めればそれでいいんだ
周りなんて見えなくたっていい
この本が読めればそれでいいんだ

もっと知りたい 覗きたい
もっと教えて その声で

さあ 本の世界に隠れよう
さあ 夢の中まで手を繋いで行こう

明かりは一つでいい
君の瞳と唇と 気持ちが見えればそれでいいんだ
周りなんて見えなくたっていい
君の瞳と唇と 気持ちが見えればそれでいいんだ

体温を感じる距離でいつもいたいから
優しさと孤独を同じだけいつも与え合いたい

23.  柔らかい気持ち     2001.10.17

初めて目に映った色を覚えている?
小さな手と澄んだ瞳と柔らかな頬に
最初に触れたものを・・・

何処に置き忘れてきたのだろう
いくら探しても見当たらないよ

1%も疑う事を知らない微笑みは
いつ消えてしまったのだろう
毎日ちゃんと持っていた筈なのに

思い切り 笑ってごらん
思い切り 叫んでごらん
思い切り 泣いてごらん
思い切り・・・

偽りの愛はお金にはなるかもしれないね
でも本当の愛はお金じゃ手に入らない
そんな愛に出会ったとき きっと
心の中で何かが動き始めるよ

今あなたの心の中に
逢いたいと思う人はいますか?

22.  ひと     2001.10.14

自然を守ろうと言い
初めに自然を傷つけたのは人で

戦争反対と言い
戦争を起こすきっかけを作るのも人で

いったいなんの為に生きているのか
わからなくなるじゃない

不安の波は一気に押し寄せ
夢や希望をたらふく攫っていき
それでもまだ欲しがろうとするのは何故?

罪のない子供にまで血を浴びせ
命を奪い合う事で
いったい何が解決するって言うの?
言葉ではなんとでも言える
言い訳だって簡単だよね

あなたが一番守りたいものは何ですか?

21.  この予感に     2001.10.4

さあ急ごう 誰にも見つからないように
この予感に流されよう

月が知っている秘密は
僕が選んだ事実
月が知っている孤独は
僕が抱えている暗闇

今逢いに行かなければ
きっと後悔するよって
月がそう吠えるから

たまには無理も必要
覚悟は出来ているよ
後戻りは出来ないね

さあ急ごう 誰にも見つからないように
この予感に火をつけよう

20.   風     2001.10.1

出会うたび切られるストップウォッチ
別れまでの時間
時間を越えたつきあいを
いつも望んでいる
永遠を何処かで信じてる

出会った瞬間
いつか終わりが来る事を
無意識に悟ってしまうのは切ないね

優しい風はどこから吹いて来るのだろう
止まることを知らないで
風は風でなければいけない宿命なのかな

もし会話が出来るなら
今まで出会ったものたちの
たくさんのお話が聞けるのに
風さん悲しいね

19. 地球を掘ってみようか     2001.9.22

真夜中に誘い出す
悪戯心と冒険心
まるで突然のスコール

場所なんて決めないで
何時までなんて決めないで

掛け替えの無い時間を
さあ 一緒に刻もう
そしたら ほらね
同じものを心と言う宝箱に
閉まっておけるでしょ

君の心にはなれないけれど
同じアイテムを持っていれば
必ず通じ合うことが出来るから

行けるところまで地球を掘ってみようか
飛行機よりも速い道が出来るかもしれないよ
地上では会えない何かに出会えるかもしれないよ
予想もつかない世界が存在しているかもしれないよ
向こうから掘ってくる人もいるかもしれないよ

行けるところまで地球を掘ってみようよ

18.  呪文     2001.9.19

空気を優しく振動させるその声が
僕の腐りかけた心に栄養を与え
花を咲かせてくれた

気がつけば僕の周りには
その花を一目見ようと
賑わっているではないか

君はその声で
どんな呪文を唱えたの?

優しい声は
本当は声なんかじゃなくて
音なんていうものじゃなく
耳では聴こえないものかもしれない

そっと目を閉じてごらん
静かに 静かに ほらね
そこに 一輪の花が咲いたでしょ?

17.  水槽の中で     2001.9.17

目を閉じて 耳をふさいでも
誰のものともわからない足音に
腕をつかまれそうだ

月のない夜は
僕を何処までも闇にする
まるで朝なんてものが
一度も来たことがないように

限られた時間という水槽の中で
飼われている魚には何が出来る?

16.  信じること     2001.9.14

傍にいるだけで 安心出来る
声を聴くと 思い切り泣ける

逢えない時間が長くても
離れている距離が遠くても

信じる自分を褒めてあげよう
疑う自分を被告人としよう

15.  愛     2001.9.12

小さな愛を一つください

水はどのくらいあげればいいですか
花は咲きますか
どんな花が咲くのでしょう
どんな香りを放つのでしょう

少しずつ大きくなるに連れて強くなるわ
でもなかなか大きくならないものよ

でも焦らないで あなたが裏切らない限り
必ずいつも傍にくっついているから

あなたの気持ちを注いであげれば
すぐに大きくなるわ

でも気をつけて 注ぎすぎると
あなた自身が失われるわ

14.  偶然     2001.9.11

偶然は本当は偶然なんかじゃなく
全て必然だとしたら
神様のいたずらなのだろうか

すれ違う人も全て必然だとしたら
この世界を監視しているのは誰?

僕は本当に此処に存在しているのだろうか
それさえも確かめられず 憤る気持ちは
何処にぶつければいい?

僕は生きていますか?
僕の細胞は何を考えていますか?
僕の声が聴こえますか?

13.  破片     2001.9.10

優しくなんてしないで
同じ間違いは もう許されない
守りたい人がここにいるから

優しくなんてしないで
胸の奥に沈めた破片は
いつか沖の方へ流されてきても
所詮破片にしかすぎないから

愛してた 愛してた
誰にも邪魔されない場所と時間と空気の中で

12.  罪     2001.9.9

君の中に隠しておいて
誰かが来ても決してそのドアを開けないで
君の中に隠しておいて
犯した罪をいつか受け入れられるまで

遠い記憶が甦る
ちっちゃな手で何かを掴もうと
伸ばしたその先には何があったのだろう

いつも自由な時間の中で
日が暮れるまで泳いでいた
夕飯の支度が出来きて呼びに来る母の声
体中 土と汗の匂いに包まれて
何からも縛られない笑顔がそこにあった筈

人は罪を犯さずにはいられない生き物
雑草を踏みつけることだって罪には変わりないから

せめて許し合う事が出来るなら

11.  蜘蛛の巣   2001.9.7

ねぇ 明日にはいくつ出逢いがあると思う?
そのうちのいくつに気づく事が出来るだろうね

思い切り泣いた後は
思い切り笑おうよ

我慢も必要
でも感情抜きでは生きられない
でも感情だけじゃ相手にもされない

まるで冷めたカラカラのご飯のように
乾燥して食べる気にもなれないよ
どうすれば温められる?

地球ごと火で炙ってみようか
それとも もう一つ太陽を増やしてみる?

心で会話が出来たらいいのにね
でもそしたら こっそり独り言は言えないね

気持ちは何処へでも飛んで行けるのに
身体は現実という蜘蛛の巣にひっかかったまま
どうか私を食べないでください

10.  慣れないで   2001.9.6

慣れないで 慣れないで
僕の声と抱きしめる腕と
ここにいるっていう現実に

慣れないで 慣れないで
君の笑顔と柔らかい唇と
絡め合う指先に

当たり前のように陽が昇り
当たり前のように電車が走り
当たり前のようにキスをする

これが最後かもしれないなんて思わずに

出逢うたびに感じる切なさは
互いの道が違うって認識しているから

一つになりたいと願う心に水をあげよう
一つになれない不安と欲求と苛立ちで
君を壊してしまいそうだから

慣れないで 慣れないで
ここにいるっていう現実に

9.   雨      2001.9.5

苛立つ雨 気持ちいい雨
人の感情によって演じている雨は見事だね

忘れたい事 全部流せたらって
本当は後悔するに決まってる
忘れたい事も 忘れたくない事も
いつも雨は優しく
つきあってくれているじゃない

そんな雨と風と匂いと雑音と自分を
忘れたくないって思うから

8.  祈り      2001.9.4

いい子にしているから
 もう喧嘩はやめて
いい子にしているから
 もうぶったりしないで

どうか神様 助けてください
どうか神様 僕が何でもするから

いい子にしているから
 もう泣かないでママ
いい子にしているから
 怒らないでパパ

どうか神様 僕を抹殺してください
どうか神様 僕に罪を与えてください

ただ祈ることしか出来ないなんて
惨めで悔しくてどうしようもなく息苦しく

不安の波に叩きつけられた僕は
泳ぎ方さえも知らないまま
生と死を彷徨って祈っていた

いい子にしているから
 もう喧嘩はやめて

7.   鍵     2001.9.3

トントン 君の声が聴きたい
トントン どうすれば扉は開く?

僕の半分を君にあげるから
君の半分を僕にちょうだいとは言わないよ

僕の全てをわかってもらいたいけれど
僕の全てをあげることは出来ないよ
そしたら僕は僕じゃなくなっちゃうからね

君は何を望んでいるの?
君は何を手に入れたいの?
君は・・・

鍵は何処にあるのだろう

深い深い海の底に眠っているかもしれない
空の雲の間に隠れているかもしれない
誰かがこっそり持っているかもしれない
それとも君が持っているのかな

トントン 君の声が聴きたい
トントン どうすれば扉は開く?

6. ほら覗いてごらん     2001.8.31

僕なんて何も役に立たない
誰にも構ってもらえない
はたして必要なのかとも思う
いつも良くて脇役
時にはエキストラ
通行人でさえも確かではない

失敗すればすぐ自己嫌悪に陥るし
なんの為に此処にいるのだろうとさえ思う

でもそれは他の人のスクリーンに
登場しているって思うから

ほら覗いてごらん
自分の目に映るスクリーンは
どんな時も
自分が主人公には間違いないから

5.  密かな武器     2001.8.29

誰もが密かに持っているナイフ
一瞬で血まみれにだって可能さ

何気ない一言で救われるように
何気ない一言が命を奪う
傷の深さはその人じゃなきゃわからない
上辺だけの優しさなんて無い方がましさ

誰にも入れない場所がある
土足で入ろうなんて以ての外

ちゃんとノックして
ちゃんと声を聴いて

4. 心と身体     2001.8.28

電車の中の少しの時間
一緒に過ごすその空間に
いったいどれくらい
心の声が響いているだろう

もし何処かでその声を
聴いている人がいるならば
その人の心の声は
何処に響いているのだろうね

どう足掻いても
この身体からは離れられない
時には叱って 時には優しく
そうやってつきあっていかなくちゃね
全部脱ぎ捨てて逃げたくもなるけれど
でもそんな自分を一番よくわかっているのは
心の中の自分だけ

嘘や誤魔化しが一切きかないから
悩むのかもしれないね

この身体がいつか機能停止になるまで・・・

3.  嘘でしょ?     2001.8.27

例えばここに
「どこでもドア」があるとしたら
あなたは扉の向こうに何を想像する?

声に出せばわかる気持ちも
どこか負けるようで
性格改善しなきゃ無理ね

何処にいても
メール送れる分だけ近いけど
覚悟しなきゃ手遅れになる
あなたじゃないあなたを 愛してるかも

例えばここに
生き返れる薬があるとしたら
あなたは何に一度捧げる?

悔やみきれない事に
一瞬以上時間をかけないで
帰り道の地図なら傍に
無いのは未来かもしれないなんて

嘘でしょ? こっち向いて
夢だなんてからかうのはやめて
でもどうしてなの
時計の針 動かない

嘘でしょ? 夢じゃないって証明してよ
それじゃなきゃ私は何処に帰ればいいの?
この世界の何を信じればいい?

2.  Moon          2001.8.26

月明かりに心見透かされて
まるで気持ちがぽっかり浮かんだようだ

突然、孤独の嵐に襲われたら
すべて攫われてしまう前に
愛している人のことを 強く強く心に刻もう
そうすれば全部奪われないで済むから
「逢いたい」と想う気持ちが今
あなたに通じるように

優しいね いつもそっと見守ってくれる
温かいね どんな話でも聞いてくれる

真昼の月はちょっとだけ照れくさそう
そこにいるっていうだけの存在が
私の心を豊かにする
太陽にはなれないけれど
せめて月になれたらいいな

1.  月の気持ち       2001.8.26

月は知っている
独りぽっちの寂しさを
気がつくとぽっかり空に浮かんでいる
何か言いたそうにしてさ

月がない夜は
暗闇に魂を奪われそうになる
空を見上げると此処はどこなのか
時々わからなくなる
何十年前も何億年前も
きっとこの空は変わっていない
此処で同じように見上げた人は
何を思ったのだろう

何十年後も何百年後も
きっと此処で同じように この空を見上げる人がいる
その時も月は優しく微笑むだろうか

もしその人に伝えることが出来るなら
こう伝えたい
月はいつもそこにいるとは限らない
たまたまそこにいる現実が重なってそう映っているだけ
でも明日もきっとそこにいるでしょう
長い年月そうしてきたから
でもいつ気分が変わるかわからない
ただそんな事例がないからみんな安心しているだけ
本当は爆発寸前かもしれないよ
ってね